2020.06.26

サイディング塗替え工事はコーキングに注意!見積りのチェックポイント教えます【Vol.11】

壁の防水について

前回、屋根の構造ということで、屋根の仕組みなどを色々お話しさせていただきました。今日は同じ防水といっても屋根ではなく壁における防水のお話をしたいと思います。

外壁と言っても色々種類があります。

昔は左官屋さんという職業の方が、モルタル=セメントに砂を混ぜたものをコテで塗っていく壁、いわゆるモルタル壁が多かったんですが、最近ではサイディングボード=貼る壁が主流になっています。

サイディングの種類

サイディングボードにも種類があります。

窯業系サイディングが一般的ですが、その他にも例えばこういう金属系サイディング、すごく軽いものなんですが、これはどちらかというと、今ある壁の上からもう一層壁を作っていく時によく使われます。日本では少ないんですが、樹脂系のサイディングもあります。

コーキングとは

一番多いこの窯業系サイディング。ボードですから寸法が決まっている訳ですね。縦張り、横張りとあるんですが、縦張りの場合だいたい90cm幅ぐらい。ボードとボードのジョイントのところに隙間ができます。というか、あえて隙間を作っています。その隙間にコーキングというものを充填しておく。コーキングというのは前回もお話ししましたが、いわゆるゴム状のやわらかいものですね。ペースト状のものを埋めていくと固まって、ボードが伸び縮みしても水が入ってこないようにするためのものですね。

そのコーキングなんですが、塗替え工事の時には取り替えをするんですね。今ある現状のコーキングを取り除く。カッターを入れて、今ある傷んだコーキングを取るわけです。取ってしまって、今回また新たにコーキングを充填する、ということになってきます。

交換方法

構造見本であるので、ちょっとお見せしたいと思います。

コーキングずーっとありますね。このコーキング、この奥に見えている青いテープのようなもの=ボンドブレーカーと言うんですが、鉄板=ハットジョイナーの上にボンドブレーカーがついています。これは何かというと、コーキングがここにくっつかないようになっています。コーキングはこっち(=左)の面とこっち(=右)の面にくっついて伸び縮みする訳ですね。奥にまでくっついてしまうと伸び縮みしなくなりますね。ギュッと縮んだ時にプチンと切れてしまうので、奥がくっつかない、二面接着のためにボンドブレーカーがあります。カッターを入れるとコーキングが取れます。

見積りチェックポイント

こういったことを、塗替え工事なので、防水処理をやっておかないといけないんですが、これも実際見積もり入っているかどうかなんですね。コーキングの取替工事、いわゆるコーキング打ち替え、何メートルでいくらという形で、それがちゃんと見積書に記載されてるかどうか、しっかりとチェックして下さい。中には取り替えせずに傷んだところだけ補修して直しておいて、上からペンキ塗ってしまうというケースもあります。そういったことをすると実際で傷んだコーキングが傷んだなままなので、その先また5年10年もたないですね。

まとめ

ですからその場しのぎの工事になってしまうので、必ずそういったところを業者さんの見積もりをチェックして下さい。コーキングだけでもまだまだいろんなお話がありますが、ちょっと今日はそのさわりだけということで。皆さん、また参考にしていただいたらと思います。

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