2020.06.17

モルタル壁への吹付け方法3選!リシン・スタッコ・マスチック【Vol.18】

吹き付け塗装について

今日は本来塗装の話なんですが、吹き付けについてちょっとお話したいと思います。

吹き付けと言っても、皆さんがおそらくイメージしてるのは板金塗装、いわゆる車の塗装ですね、に吹き付けするスプレー塗装をイメージすると思うんです。スプレーというのは缶でも売っています。シューシューする殺虫剤みたいなやつ。ああいうのでシューッと塗るのも吹き付けなんですが、それとはまた違うもの。もっと大きな穴からたくさんの塗料がバーッと吹き出すという感じです。その中に砂が入っています。面白いですね。ペンキに砂が入っているんです。それをブワーッと吹き付けるというものがあります。昔よく流行ったんですが最近でもまだそういった塗装技法があります。

その1:リシン

どういったものかといいますと、リシンというんですね。どんなものかとりあえず見てください、こういうものです。これがいわゆるリシンの吹き付けというものですね、アクリルリシン。このブツブツしたもの、これは実際に寒水という砂を塗料に混ぜて壁にバーっと吹き付ける。そもそも何故こんなことするか。板金塗装の方につるっとした壁に仕上げようと思うとものすごく正直難しいです。ちょっと傷がいったところにタッチアップペンでしても形が残ります。あれと同じで、外壁にヒビが入りました、そのヒビのところを補修してもどうしても形が残るわけです。そういったものをちょっとわかりにくくするために、こういう砂を入れてバーッと拭くっていうようなことをします。すると模様が付くので下地のこの凸凹とか傷が見えにくくなるという、そういった意味もあります。

その2:スタッコ

砂壁上の吹き付けというんですが、これも種類がありまして、このアクリルリシンと違うって、もっとゴツゴツしたもの。どんなものかこちらで見てもらいましょう。これ、すごいですね。ゴツゴツしてます。たくさんの砂が入っています。大量の砂を入れて吹き付けしてるわけです。こちらはアクリルスタッコ。昔はセメントを混ぜてやってたセメントスタッコなどもあった訳なんですが、こういうスタッコというものです。

リシンとスタッコの違い

リシンとスタッコ、何が違うか。そもそも砂の数が違う。このザラザラ感が全然違うわけです。これちょっと覚えておいてください。

その3:マスチック

もっと昔にさかのぼりますとマスチックというものがあって、同じ砂壁状なんですが、吹きつけではなくローラーでするもの、これをマスチックと言って、昔は特許があって、マスチックローラーという今は普通に使ってるんですが穴のいっぱいたローラーで、吹き付けしなくても砂壁状の塗装ができるということで、昔公団なんかの建物にたくさん使いました。

まとめ

マスチック、これはローラーですが、あと吹き付けのスタッコ、それとリシン。こういった種類があるということでちょっと覚えておいてください。

次回、ちょっとまた違う吹き付けというか、表面の仕上げの仕方をお話したいと思います。

contactcontact

お問い合わせ・無料見積もり

ご相談はお問い合わせフォーム、または
お電話・LINE・FAXで
お気軽にお問い合わせください。
以下については無料で対応しております。

  • 菱形戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装のお見積もり
  • 菱形工場や倉庫などの外壁塗装や屋根塗装のお見積もり
  • 菱形マンションの大規模修繕や防水のお見積もり
  • 菱形雨漏り調査費用のお見積もり

対応エリア

神戸市・明石市・三木市など対応エリアマップ

神戸市・明石市・三木市など車で30~40分程度
で訪問できる範囲。 詳しくはご相談ください。

FAX 078-974-4317

電話受付時間 10:00〜18:00(土日も営業)
祝日のみ転送電話サービスにて対応いたします。

LINELINEで
相談する
MAILメールで
問い合わせる
TEL電話で相談する
0120-414-368
参加無料!外壁塗装セミナー 無料お見積もり