2020.04.29

知っておくと外壁塗装がよりわかる!元職人が語る道具②ローラー【Vol.21】

ローラーについて

今日は年末の続きで、ペンキ屋に欠かせないローラーについてお話したいと思います。

毛足の長さで仕上げ面が変わる

(ローラーとは)ペンキをドボンとつけてコロコロ塗っていくものですね。ローラーと言っても色んな種類があります。これは一般的によく皆さんも見かけるようなローラーかと思うんですが、これだけではなく、例えばこんなローラー、大分毛足の長さが違います。毛足が長ければたくさんネタを含みます。ネタ=ペンキですね。毛足が短ければネタを含む量が少ない。多い方がいいのではないか、ではないんですね。仕上げの面が変わってきます。

毛足が長いものと短いもの、もっと短いのもあります。例えば、細くて短くて小さいものもありますできるだけ平らに綺麗に仕上げたいと思えば、こういう毛足の短いもの、大きな面、下地がザラザラしてる面を仕上げる時は大きなもので塗って使っていけばいいわけです。

マスチックローラーとは

これ以外にも、例えば同じように見えますが、ローラーの毛質がまた全然違います。塗る材料によって使い分けていくわけですが、そのローラーの中でも一番大きな違いがあるのが、こちら。穴だらけですよね。これマスチックローラーというんですが、通常のペンキを塗るローラーに比べて、これは下地剤、下塗り剤を塗るようなものです。どう変わるかというと、例えば普通のつるっとしたローラーで塗った場合、塗り上がった仕上げは一般的にはこんな感じですね。割とつるっとした感じに仕上がります。こちら、マスチックローラーを使って塗った場合どうなるかというと、ザラザラ。肌の違いがわかりますか。つるっとしたものとザラザラ、これがいわゆるローラーの違いで出ます。

ザラザラに仕上げる理由

何故わざとザラザラしたものに仕上げるかということなんですが、例えば下塗り剤の厚みをしっかりとつけたい時や、壁にひびが入ったりしてひび割れの処理をした場合、そこの形がつるっと仕上げるとどうしても出やすいですよね。それを隠す意味であえてザラザラの模様出すことによって、ひび割れの補修の跡を消すということをしますね。

下地がザラッとしている場合

これが例えば下地が、ザラッとした石状のリシンをした場合。これが塗る前、下塗り剤、上塗り。これがマスチックローラーを使うとどうなるかというと、こちらですね。下地があって、マスチックローラーでパターンが付いてます。その上仕上げを塗ります。仕上がり肌が若干違いますね。元々は同じものなんですが、仕上がりがちょっと変わってくる。こういったもので、いわゆる表面の仕上げが変わってくる。もう一ついきますと、大きな見本ですけど、下地に元々模様が入っていますが、その上に模様のついてるもの、ついてないもの。ここから仕上げが変わってきます。

まとめ

こういう形でローラーによって仕上がり感が変わる、あえて変えていく。あとはネタの含み、仕上げる材料によってローラーを変えるということ、これを一つ知っておいてください。今日はローラーの勉強でした。

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