2020.07.29

瓦にも塗装は必要?劣化した瓦に塗装はできる?屋根の疑問にお答えします!【Vol.9】

屋根の種類について

今日は屋根について説明していきたいと思います。後ろに見えてるんですが、住まいのやまおか君ショールームにあります構造見本です。

スレート瓦

いわゆるカラーベストと言われるスレート瓦の上に塗装をしている見本です。塗装をした際にどうしても目詰まりしてしまって、そのまま放置すると良くないということで、縁切り、タスペーサーというもので、詰まったところを切ったり隙間をあけてあげるという説明になっています。

和瓦

瓦というところで、いわゆるこのセメント系のスレート瓦以外にも、昔からある和瓦という、いわゆる粘土を形を作って、釜に入れて焼く、お茶碗のようなものです。そういった素材です。裏を見ていただくと粘土のようで、こういった瓦は基本的に塗る必要がないものになってきます。塗装というのは素材自体を長持ちさせるために塗るという、その目的もあります。そういう意味で考えると、この和瓦は特に塗る必要がない。古くなっても水の吸い込みがありませんので、傷みにくい瓦ということで、塗装を別にしなくてもいい瓦です。ただ、塗装しようと思えば、一応こういった瓦にも塗れるというメーカーが出してる材料もあります。塗装することは可能です。

モニエル瓦

そして、この瓦はセメント系の瓦の中でも特殊なものというか、塗装するに当たって注意が必要なものがあります。形的には色々なものがあるんですが、割と分厚くて重たいものです。これは表面に粘土層のようなもので色を着色しているので、それが古くなって劣化するとポロポロ取れてきます。それをしっかりと取ってやらないと、後々塗ったペンキがめくれていきます。これスラリー層と呼ばれるものなんですが、これをしっかり除去してから塗る必要がある瓦になります。塗る塗料も一般的な屋根の塗料ではなく、モニエル専用塗料を選んでやらないと、後々いろんなトラブル、問題になる瓦なので、ちょっと要注意ですね。

ミルフィーユ状の瓦

これも要注意の瓦なんですが、基本的にはもう塗装はしません。劣化見本で傷んだ見本を置いていますが、ケーキでミルフィーユというのがありますよね。薄いのを重ねたやつです。そういうような構造のものなので、特にアスベストが使えなくなった時期に出たものは、強度が落ちています。表面がめくれやすくなっている瓦になるので、基本的にはもう塗装しない方がいいと思います。塗装してもやっぱり表面がパラパラめくれてしまう瓦になります。ちょっと要注意。こういった瓦の場合は基本的には塗装ではなく、葺き替えをする方がいいですね。費用的にはかかってしまいますが、建物のメンテナンスという風に考えれば、適材適所、何をするべきってかで選ぶ必要があります。

カバー工法

これは塗装ではなく、上に乗せていく軽量の瓦、ものすごく軽いです。これはカバー工法ということで、屋根の上に、瓦の上に瓦を乗せていく、そういうリフォーム用の瓦になります。

まとめ

瓦にもいろんな種類があるということです。塗り替えの際に塗装がいいのか。塗装も色んな種類があります。どういった屋根のリフォームをするか、しっかりと業者から提案していただいて、検討していただければいいのかなと思います。

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