【全工程記載】神戸市西区和井取T様　サイディングボード上スキン外壁塗装・スレート瓦屋根塗装工事

工事内容

外壁材	サイディングボード上スキン
外壁　使用塗料	超低汚染遮高耐久遮熱フッ素　塗替周期目安21年～25年 【下塗り1回】ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ｴﾎﾟﾊﾟﾜｰｼｰﾗｰ 【上塗り2回】ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ﾌﾟﾗﾁﾅﾘﾌｧｲﾝ2000MF-IR 【色】8108マウンテンブルー　3分艶
屋根材	スレート瓦
屋根　使用塗料	超高耐久遮熱塗装仕様 【下塗り1回】ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ｻｰﾓﾃｯｸｼｰﾗｰ 【上塗り2回】ｱｽﾃｯｸﾍﾟｲﾝﾄ　ﾘﾌｧｲﾝ500MF-IR 【色】8079チャコール
その他工事	外塀廻り塗装・軒天補修・玄関前階段塗装
営業担当	小牧　りえ

工事にあたって～やまおか君より

現地調査

屋根の状態確認

カラーベストとは「平型化粧スレート」のことで、セメント、けい砂を原料とし、繊維で補強してできています。構造は高密度で軽量、吸水率・伸縮率・含水率が少ない不燃材料です。
紫外線の影響により塗料に含まれる顔料が劣化し、屋根部分の塗膜が退色しています。また板金部分の退色も見られます。

外壁の状態確認

スキン塗装仕上げとは、大理石などの細かな石の集合体のような仕上げで、別名はセラミック仕上げとも呼ぶ事もあります。石の集合体なので重厚感があり、通気性にも優れていますが、経年劣化が進むと塗膜が肉痩せし、骨材がポロポロと落ちだし水分を吸収します。
コーキングが紫外線により硬化され表面劣化が始まります。放置すると縁切れや欠落を起こすので早めの対処が望まれます。外壁のスプレーテストでは水の吸込みが確認でき、塗膜劣化のサインとなっています。

工事工程

高圧洗浄

外壁や屋根についたカビ・藻・コケや砂ぼこりや雨筋汚れなどを落とします。旧塗膜がある場合は、剥がれや浮き・チョーキング粉など脆弱な部分も洗い落とします。

屋根塗装

下塗りで屋根材と中塗り塗料との接着力を高めます。その後中塗り・上塗りは、超低汚染機能を持った超耐候性遮熱型フッ素樹脂塗料を使用しました。

外壁塗装

まず皮剥きやペーパーなどで目荒らしを行い、下塗り材との密着性を向上させます。コーキングにて補修。下塗りの前に下地調整材のカチオンフィラーを使用し、塗料の密着をよくします。下塗りにはシーラーを使用し、壁材と中塗り塗料との接着力を高めます。その後中塗り・上塗りは、遮熱性・超低汚染性などの機能を有する高耐候の無機成分をプラスしたフッ素樹脂塗料を使用しました。

カラー・デザインポイント

T様邸は元々薄いグレーとホワイトの2色使いの外壁でしたが、塗替え後は、鮮やかなマウンテンブルーの外壁へと大きくイメージチェンジ。上下で色分けせずにマウンテンブルー一色を選択され、間の幕板のブラックが印象を引き締めています。全体の雰囲気に合わせて塀も落ち着いたグレーで統一感をもたせました。一番下のお子様のご希望の色とのことで、シャープでモダンな印象が実現しました。

付帯塗装

透湿性能を持った塗料専用の下塗り材を使用し、透湿性能を持った塗料を使用しました。

工事を終えて～やまおか君より