【全工程掲載】H様　セキスイハイム防火ボード外壁塗装・セメント瓦屋根塗装・パラペット塗装工事

工事内容

外壁材	防火ボード
外壁　使用塗料	超低汚染遮熱フッ素　塗替周期目安20年～ 【下塗り1回】ｱｽﾃｯｸ　ｴﾎﾟﾊﾟﾜｰｼｰﾗｰ 【上塗り2回】ｱｽﾃｯｸ　ﾘﾌｧｲﾝ1000MF-IR 【色】9016パストグリーン　艶有
屋根材	セメント瓦
屋根　使用塗料	超高耐久遮熱塗装仕様 【下塗り1回】ｱｽﾃｯｸ　HBﾌﾟﾗｲﾏｰJY-IR 【上塗り2回】ｱｽﾃｯｸ　無機ﾊｲﾌﾞﾘｯﾄｺｰﾄJY-IR 【色】9112エバーグリーン
その他工事	パラペット両面塗装・外壁補修・倉庫床面塗装ｺｰｷﾝｸﾞ
担当	片岡　怜志（外装劣化診断士）

外壁に肉球模様を描いた家

お客様のお悩み

H様のお宅は屋根の葺き替えしていたものの、まだ葺き替えに対応していない屋根部分があり、外壁の補修・塗り替えも必要な状態になっていました。また家のイメージを変え、外壁に肉球の模様をつけたいとのご希望も伺いました。

やまおか君の回答

現地調査

屋根の状態確認

大屋根はガルバリウム鋼板に葺き替えられていましたが、下屋根がセメント瓦となっており、セメント瓦には防水性能がないので塗装の必要がありました。紫外線にさらされ退色しており、補修跡もある状態でした。

外壁・雨樋の状態確認

H様邸は外壁がセキスイハイムの耐火ボード。チョーキング現象が見られ、クラックも発生していました。また、塩ビ鋼板のパラペット（玄関側正面の屋根の鼻隠し部分）の被覆剥離が見られ、中程あたりが錆びて腐食し、穴も開いた状態になっていたので、メンテナンスが必要と判断しました。

工事工程

高圧洗浄

外壁や屋根についたカビ・藻・コケや砂ぼこりや雨筋汚れなどを落とします。旧塗膜がある場合は、剥がれや浮き・チョーキング粉など脆弱な部分も洗い落とします。

屋根塗装

カラーベストの隙間が塗料で埋まらないために、タスペーサーを取り付け、縁切り作業を行います。セメント瓦部分の塗装では、下塗りで屋根材と中塗り塗料との密着力を高め、中塗り・上塗りは、超耐候性・超低汚染及び高遮熱機能を有する無機系塗料を使用しました。

外壁塗装

下塗りにはシーラーを使用し、壁材と中塗り塗料との接着力を高めます。その後中塗り・上塗りは、超低汚染機能を持った、超耐候性遮熱型フッ素樹脂塗料を使用しました。

カラー・デザインポイント

塗装選択ポイント

今回H様から「できるだけ長く持たせたい」というご要望があり、外壁には低汚染フッ素で次の塗り替え目安まで20年以上あるアステックのリファイン1000MF-IR、屋根には超高耐久塗装仕様の無機ハイブリットコートJY-IRをご提案。次回の塗り替え工事の際に、外壁と屋根の塗り替え時期がずれることのないように配慮しました。

付帯塗装

パラペット部分は補修をした上で、弱溶剤形シリコン樹脂塗料を使用し、塗替えました。

また、木製の玄関扉部分は、木部の模様を生かす形ではなく、白色に塗りたいというご要望だったので、職人と材質に適した塗料を検討し、弱溶剤形シリコン樹脂塗料で塗替えました。

工事を終えて～やまおか君より