【注意】「足場だけ立てて職人が来ない!?」外壁塗装の業者トラブルの原因と対処法を徹底解説

はじめに

外壁塗装や屋根工事のご相談の中で、最近よく耳にするのが「足場だけ組まれて、その後工事が始まらない」というトラブルです。
せっかく契約したのに、職人さんが来ないまま何日も放置されてしまう――そんな不安な思いをされる方が後を絶ちません。

この記事では、実際に起こっている事例をもとに、なぜそんなことが起こるのか、どうすれば防げるのかをわかりやすく解説します。

あるお客様から次のようなお問い合わせをいただきました。

「外壁塗装をお願いして足場までは立ったのですが、その後まったく職人さんが来ません。どうしたらいいですか？」

実はこのようなケース、訪問販売系の業者に多く見られる傾向があります。
彼らは契約を取ることを最優先にしており、契約解除を防ぐためにまず足場を先に立ててしまうのです。

足場を組むと、「もう引き返せない」と感じるお客様が多く、解約をためらう心理が働きます。
その後、ようやく職人の手配を始めるため、どうしても工事開始まで時間が空いてしまうのです。

「足場だけ立てて工事が始まらない」原因はいくつか考えられます。

特に注意したいのは「契約後に職人を探すタイプの業者」です。
自社に職人を抱えておらず、案件ごとに外注を探すため、工期の安定性に欠けます。

トラブルを避けるためには、契約前の確認が何よりも大切です。
次の3点をしっかり押さえておきましょう。

「工期未定」「天候によって変動します」だけでは不安です。
最低でも着工予定日と完了予定日を契約書に記載してもらいましょう。

また、雨天などのやむを得ない事情で遅れる場合でも、連絡・説明があるかどうかが信頼の目安になります。

担当者と契約しても、実際に作業するのは別の職人です。
そのため、「誰が作業するのか」を事前に確認できる会社を選ぶことが大切です。

例えば「住まいのやまおか君」では、職人の顔写真をお客様に見えるように伝言ノートと一緒にお渡しし、「この人が担当します」と事前にお伝えしています。
お客様も安心して工事を任せることができます。

ホームページの職人・スタッフ紹介でも、職人の顔とプロフィールを確認できます。

工事の進め方は会社によって異なります。
2〜3人のチームで短期間で仕上げるケースもあれば、
1人の職人が時間をかけて丁寧に仕上げるスタイルもあります。

この点も契約時に「どんな流れで進むのか」確認しておくと安心です。

一方で、すべての遅れが悪意によるものとは限りません。
近年は夏場の猛暑や職人の人手不足などにより、やむを得ず工期がずれるケースもあります。

例えば、

といった理由です。

このような場合でも、誠実な業者であれば必ず事前に連絡を入れ、理由を説明してくれます。
「連絡がない」「言い訳ばかり」という状態であれば、注意が必要です。

悪質な訪問販売業者に引っかからないために、以下のような点をチェックしておきましょう。

こうした基本を押さえておくことで、トラブルを大幅に防ぐことができます。