2023.11.08

相見積もりの比較ポイント

外壁塗装は大きな金額が動きますので、複数の業者さんに問い合わせ、相見積もりを行うことをお勧めします。とは言っても、外壁塗装の見積りには決まった形式がなく、業者によってそれぞれ独自の形式や項目になってしまいますので、専門知識のない依頼主様は見比べてもなかなか比較が難しいと思います。そこで今回は、相見積もりを取って出てきた見積書の比較のポイントをお話ししましょう。

まずは、外壁塗装工事の工程。大きく分けると以下の順序になります。

①足場を立てる ▶ ②下地補修 ▶ ③高圧洗浄 ▶ ④養生 ▶ ⑤下塗り ▶ ⑥中塗り ▶ ⑦上塗り ▶ ⑧付帯物の塗装

この工程に沿って見積り項目を見てみると、

  1. 足場の設営や養生などに必要な費用
  2. 職人の工賃・作業費用(施工箇所の明記があるか?)
  3. 下地塗料そのものの費用

今回は3つの項目の中で、1 と 2 について詳しく説明します。

1. 足場の設営や養生などに必要な費用

一般的な2階建の戸建て住宅は基本的に足場が必要です。足場を組むのは塗装業者ではなく建築業者で、いわゆる鳶職と呼ばれる人の作業費用です。

2. 職人の工賃・作業費用(施工箇所の明記があるか?)

職人の作業費用を算出するためには、施工ヶ所と施工面積の確認が必要です。

施工箇所

まずは施工箇所。塗装業者に限らず、リフォーム等のトラブルで一番多いのは、契約後の「言った」「言わない」という口約束によるものです。塗装工事の場合でありがちなトラブルは、例えばベランダの床の塗装。依頼主は「外壁塗装工事なのだから外側はすべて塗るものではないか」と思いますが、業者側は「ベランダの床は床専用の防水剤なども必要となるため別費用になる。床は塗装工事ではなく防水工事だ」という主張になります。こうしたトラブルを未然に防ぐためにも、施工箇所の名称がちゃんと記載されているか(含まれているのか)をしっかり確認しましょう。

施工面積

合わせて重要なのが施工面積です。複数の業者の見積りを比較すると、同じ家のはずなのに塗る面積が大きく異なる場合もあります。見積りを算出するのに一番良い方法は、家を建てた時の図面を業者に見せることです。

私たち「住まいのやまおか君」では、立体図や平面図から壁全体の面積を出し、開口部(玄関や窓)などの塗らない場所を引いて塗り面積を出しています。図面がない場合は実測します。外周を測り、1階の高さを約3mで計算して壁全体の面積を出し、開口部の面積を引いた数値を塗り面積として見積りを出します。

今回のまとめ

☑ 見積りは複数業者に依頼する
☑ 項目の明細を確認する
☑ 施工場所と施工面積を確認する

※なお業者さんによっては、専門知識のない依頼主を混乱させないために、あえてシンプルな見積書を出す会社もあるようです。その場合は内訳について遠慮なく尋ねてください。きちんと説明してくれる業者さんなら安心です。

次回予告

次回は見積りの比較ポイント 3 の塗料について、少し掘り下げてお話します。次回もお楽しみに!

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