マンション大規模修繕！危険なマンションは音で分かる？！

今回は実際に見た危険なマンションの実態をご紹介していきます！

天井がボコボコしています。

今にも落ちそうな状態です。

次の写真は完全に落ちてしまっています。

これがまさに「爆裂」です。

鉄筋コンクリートが錆びる

→すると膨張して表面のモルタルを押し出してしまう。

これはなかなか大きな塊で落ちてきますので、たまたま人が歩いているタイミングで落下してしまいますと大けがをしてしまいます。

こうなってしまうとこれは「管理者責任」になります。

しっかりとメンテナンスをしてそこに住む住人の方・通行人に危険が及ばないようメンテナンス計画を立てましょう。

でも、見た目に分かるようにヒビが入っていたら傷んでいたら気づくものの、内部がどうなっているのかは、素人には判断のしようがありません。

そこで登場するのが、プロの道具。

調査段階でもご紹介した「打診棒」

棒の先で壁を転がしたり叩いたりすることで、その音の違いで状態がわかるのです！

中が空洞になっている音→浮いている

隙間が空いていない音→浮いていない

どの程度の範囲で浮きが出ているのか調査します。

天井などは下地の補修を概算して足場を組んで点検します。

オーナーさんにしてみると費用がかさんでしまいますが、メンテナンスはしっかり行いましょう。