【その屋根、大丈夫?】大地震で後悔しないために今考える防災と住まいの備え
はじめに
先日、北海道でマグニチュード6クラスの大きな地震がありました。被災地の皆さまのご無事を、心より願っています。地震が起こるたびに感じるのは、「本当にいつ、どこで起こるかわからない」という現実です。日本に住んでいる以上、地震は他人事ではありません。
阪神・淡路大震災からすでに30年以上が経過しました。当時の神戸では、建物の倒壊や火災、ライフラインの寸断など、想像を超える被害が発生しました。あの経験は、今の私たちが防災を考える上で、決して忘れてはいけない教訓です。
災害は「想定外」ではなく「想定内」にする意識
地震が起きた直後に最も大切なのは、何よりも身の安全です。しかし、実際には多くの方が「備えなきゃとは思っているけど、何もできていない」という状態ではないでしょうか。
防災リュックを用意している家庭でも、中身を何年も見直していないケースは非常に多いです。非常用の水や食料が期限切れになっていることも、決して珍しくありません。これでは、いざという時に役に立たない可能性があります。
だからこそ大切なのは、「定期的な見直し」です。例えば年に1回、年末などのタイミングで防災バッグの中身をすべてチェックし、期限切れのものは消費して、新しいものに入れ替える。この作業を習慣化するだけでも、防災意識は大きく変わります。
スマートフォン時代の防災で欠かせないもの
現代の防災で欠かせない存在が、スマートフォンです。情報収集、安否確認、連絡手段として、スマホはもはやライフラインの一部と言っても過言ではありません。
しかし、バッテリーが切れてしまえば、どんなに高性能なスマホでも無意味です。だからこそ、モバイルバッテリーの準備は必須です。しかも「持っているだけ」ではなく、常に充電された状態で持ち歩くことが重要です。
外出時や出張、旅行の際にも、予備バッテリーを携帯する習慣をつけておくことで、非常時の安心感は大きく変わります。
阪神・淡路大震災で見えた住宅被害の現実
阪神・淡路大震災では、家屋の屋根被害が非常に多く見られました。特に瓦屋根は、強い揺れによって瓦が一斉に落下し、大きな被害につながりました。
その経験から、神戸周辺では重たい和瓦から、比較的軽量なスレート瓦(カラーベストなど)へと移行した住宅が増えています。しかし、軽い屋根材だからといって安心できるわけではありません。重要なのは「定期的なメンテナンス」です。
屋根材の種類とメンテナンスの考え方
屋根材にはいくつか種類があり、それぞれ特徴と注意点があります。以下の表に、代表的な屋根材の特徴をまとめました。
| 屋根材の種類 | 主な特徴 | メンテナンスのポイント |
|---|---|---|
| 和瓦(粘土瓦) | 重たいが耐久性が高い | 割れ・ズレの点検が中心 |
| セメント瓦 | 見た目が瓦に近い | 定期的な塗装が必要 |
| スレート瓦 | 軽量で普及率が高い | 塗膜劣化による吸水に注意 |
| ガルバリウム鋼板 | 非常に軽く耐震性に優れる | サビ・施工品質の確認 |
特にスレート瓦は、表面の塗装が劣化すると水を吸い込みやすくなります。冬場には凍結と融解を繰り返し、屋根材そのものが傷んでしまう原因になります。そのため、定期的な塗装メンテナンスが欠かせません。
塗装だけでは限界があるケースもある
築30年、40年と年数が経過した住宅では、塗装だけでは対応できないケースも増えてきます。その場合に検討されるのが、「葺き替え工事」や「カバー工法」です。
カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる工事方法で、ガルバリウム鋼板などの軽量素材がよく使われます。屋根が軽くなることで、地震時の建物への負担を減らし、耐震性の向上にもつながります。
何か起きてからでは遅いという現実
多くの人は、「何かあったら考えよう」と思いがちです。しかし、災害は待ってくれません。地震が起きてから、防災グッズを買いに行くことも、屋根の点検をすることもできないのが現実です。
だからこそ、何も起きていない今のうちに、「もし今、大地震が起きたらどうするか」を具体的に想像しておくことが大切です。身の安全、家族の安全、住まいの安全を守るための準備は、すべて日常の延長線上にあります。
防災意識の高まりと選ばれる防災グッズ
最近では、防災リュックや防災グッズがギフトとして選ばれるケースも増えてきました。住まいのやまおか君でもキャンペーンのカタログギフトの選択肢の一つの防災リュックが大変人気です。
これは、防災が特別なものではなく、「日常の備え」として認識され始めている証拠だと感じます。危機感を持つことは決してネガティブなことではなく、大切な人と暮らしを守るための前向きな行動です。
日常の小さな意識が未来を守る
地震はいつ、どこで起きるかわかりません。だからこそ、日々の生活の中で、防災バッグの見直し、スマホの充電、住まいのメンテナンスといった小さな行動を積み重ねることが重要です。
北海道や東北をはじめ、被災された地域の皆さまに思いを寄せながら、私たち一人ひとりが「備える側」として行動していくことが、次の災害で命と暮らしを守る力になります。今一度、身の回りの備えを見直すきっかけにしていただければ幸いです。
神戸市・明石市・三木市でこれから屋根・外壁塗装工事を考えていらっしゃる方々は、防災意識高く家のメンテナンスを考えるプロタイムズ神戸西神店 住まいのやまおか君にぜひお任せ下さい!


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