2024.07.13

【あなたの家は大丈夫?】築10〜15年で急増する屋根のトラブルと対処法

神戸市西区糀台N様邸屋根調査

はじめに

屋根のメンテナンスは、住宅の長寿命化と住まいの安心・安全を保つうえで非常に重要です。中でも見過ごされがちなのが「築10〜15年目」の屋根。このタイミングでの点検やメンテナンスを怠ると、雨漏りといった深刻なトラブルにつながる可能性があります。

この記事では、経年劣化が進む築10〜15年目の屋根に焦点を当て、どのような点検・補修が必要なのか、具体的なメンテナンス方法とともに解説します。

10〜15年目の屋根点検が重要な理由

屋根は、日々の風雨、紫外線、気温差などの自然の影響をダイレクトに受ける場所です。そのため、年月とともにどうしても劣化していきます。特に建物の築年数が10〜15年に差し掛かると、目に見えない部分でも傷みが進行し、雨漏りや部材の破損といったリスクが高まります。

このタイミングでの屋根点検を怠ると、以下のような重大な被害が発生することがあります。

  • 屋根材の割れや欠けによる雨漏り
  • シーリング(コーキング)の劣化による水の侵入
  • 棟板金やネジの緩みによる部材の飛散
  • 下地材の腐食による屋根全体の崩壊

特に「雨漏り」は、建物内部の柱や天井、壁紙、断熱材にまで被害を及ぼし、修繕コストも高額になります。

屋根棟・トップライトの老朽化が雨漏りの原因に

神戸市垂水区星ヶ丘F様現地調査

築年数が経つと、屋根の構造部分である「屋根棟」「トップライト(天窓)」周辺も傷んできます。屋根棟は、屋根の面が合わさっている部材で、劣化すると雨水が内部に入り込みやすくなります。

また、トップライトは採光のために設置されることが多いですが、パッキンやシーリングが劣化すると雨水が侵入するリスクが急激に高まります。これらは早期発見と対処が肝心で、点検時には重点的にチェックするべき箇所です。

メンテナンスの具体的な方法

屋根のメンテナンスは「定期点検」「必要に応じた補修」が基本です。以下に、主なチェックポイントとメンテナンス方法を紹介します。

釘やネジの点検と締め直し

屋根の金属部や板金部分には、釘やネジが多く使われています。これらが経年で浮いたり、抜けかけていたりすると、台風や強風時に部材が飛ばされる危険があります。

対策:目視で浮きを確認し、必要に応じて再度締め直すか、打ち直しを行います。

シーリング(コーキング)の確認

シーリング材は、屋根材や金属部材の隙間を防水するための重要な要素です。しかし、紫外線や熱で硬化・収縮し、ひび割れや剥がれが起きやすい部分でもあります。

対策:ひび割れや剥がれを確認し、打ち替えや補修を行います。新しいシーリング材は防水性・柔軟性が高く、耐久性にも優れています。

屋根材の割れ・欠けの確認

スレートやカラーベストなどの屋根材は、落下物や寒暖差によってひびが入ることがあります。また、表面の塗装が剥げると、吸水しやすくなり劣化が進行します。

対策:ひび割れや欠けを見つけたら、部分交換を検討しましょう。塗装の剥がれが目立つ場合は再塗装も有効です。

足場の設置で安全な作業を確保

高所作業となる屋根メンテナンスでは、足場の設置が安全・効率面で欠かせません。無理な作業は転落事故にもつながるため、専門業者に任せるのが理想です。

ポイント:足場を設置することで、細部までの点検や修理が可能になります。

雨漏りが発生したときの緊急対応と修理方法

万が一、雨漏りが発生した場合は、まず水の侵入経路を突き止める必要があります。主な原因としては以下のようなものがあります。

  • 屋根材の破損・ズレ
  • シーリングの劣化
  • 釘やネジの抜け
  • 下地の防水シートの損傷

雨漏りは室内に被害が出てから気づくケースが多いため、発見時にはすでに内部への浸水が進行していることもあります。

対策:専門業者に依頼して、散水試験やサーモグラフィー調査などで漏水箇所を特定し、速やかに補修を行うことが求められます。

屋根の劣化チェック項目一覧表

以下は、築10〜15年の屋根で確認すべき劣化箇所と推奨される対応策をまとめた表です。

チェック項目劣化の兆候推奨対応
屋根材の状態ひび割れ、欠け、色あせ部分交換・再塗装
釘・ネジの浮き浮いている、抜けかけている増し締め・再固定
シーリングの状態ひび割れ、剥がれ打ち替え・補修
屋根棟・トップライト漏水跡、シーリングの劣化点検・補修、必要に応じて交換
下地の防水シート湿気、シミ雨漏りがある場合は部分交換検討

まとめ:10〜15年目の点検が住宅の寿命を延ばす

屋根のメンテナンスは、住まいの価値と安全性を保つために欠かせない要素です。特に築10〜15年のタイミングは、目に見えない劣化が進んでいる時期であり、ここでの点検と補修がその後の住まいの寿命を大きく左右します。

雨漏りは一度発生してしまうと、構造部分へのダメージが深刻になり、修理費用も高額になります。だからこそ、定期的な屋根点検を習慣づけ、小さな異常を早めに発見・修理することが大切です。

屋根の健康を守ることは、家族の安心を守ることにつながります。今こそ、屋根の状態を見直してみましょう。

住まいのやまおか君は雨漏り鑑定士が在籍し、また全国組織の「雨漏り119神戸店」として、日々技術の向上に努め、情報の共有も行っています。
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