アプローチの正面の壁に雨筋の汚れ…
これはタイルの目地部分に溜まった汚れが流れ落ちる際に付いたものです。
仕方がない言えばそれまでですが、でもやっぱり気になりますよね。
こちらのお宅の奥様もかなり気になっている様子でした。
でも、「仕方がないのかなぁ~」とあきらめモード。 (~_~;
業者によっては、水切のアングルを(金物)を付ければ…と言うかも。
確かに手っ取り早く簡易的な方法ではありますが、付ける場所によっては不細工です。
そこで、提案!
笠木を付ければいいんです。
ちなみに笠木ってご存じですか?
雨水が落ちる際に壁伝いに流れるのを防ぐため天板が壁より1~2㎝出っ張っているものを言います。
↑ これだ!これですよ。
これを作ればいいんです。
て、何でどうやって付けるかが問題です。
こんな時に便利なのが「Pモル」です。
正式名称はボンドPモルタル、エポキシ系の無収縮モルタルです。
エポキシ系なので密着力も強く、いろんな形に成型出来ます。
一般的にコンクリート造の建物の下地補修に使われる材料です。
これで、笠木の形をつくります。
でも、これだけでは面白くありません。
ここからが腕の見せ所。(^^)v
戸建住宅の塗替えだけではなく、官公庁の仕事やマンションの改修工事を数こなしている
やまおか君ならではのアイデア!
目地を作って、天板のタイルを石張りの厚みに見せるトリック。
こんな感じです。
このひと手間で仕上がり感がグンと変わります。
後はこの上にタイルの色に調色したペンキを塗ります。
ただ、ベターっと塗ってしまうと風合いが出ないので、ここでもひと手間。
どうですか!
タイルが石に変身しました。(笑)
全体の仕上がりはこんな感じです。
これで、天板に溜まった雨水が壁に伝って落ちる汚れが笠木によって防ぐことが出来ます。
機能性だけではなく、見た目も厚みが出来て高級感がありますよね。
困った時にはやまおか君にご相談ください。
いろんなアイデアであなたの悩みを解決します!(^^)v