タイトルをご覧になって、え?何が違うの?と思われた方。
ぜひ、このコラムを読んでください!
外壁塗装というのは、もちろん塗料を使います。
しかし、お客様に塗料を購入してもらったからといって、塗装出来たというわけではありません。
職人が塗料を「塗って」初めて塗膜になり、塗装としての商品になります。
ここが、外壁塗装のわかりにくさであり、中には誤魔化す業者も出てくるところです。
どういうことかというと、例えば
ある家を塗装するのに、10缶塗料が必要であるとします。でも実際は
塗料を薄めて5缶で仕上げたとしても、塗装工事が終わった直後は一見わからないものです。
また「塗装工事したのに、2~3年で塗装がペラペラとめくれてきた」という失敗事例を聞くことがありますが、
これは最初に塗るシーラー(透明で塗ったか塗ってないかわかりにくいが、下地の吸い込みを止めて、上塗りの密着を良くする大切な下塗り)を塗っていないケースと思われます。
このように、同じ塗料を使っているのにもかかわらず、塗膜は全く違う商品になってしまうのです。
ですから、外壁塗装においてお客様が買うのは
塗料ではなく、「塗膜」なのです。
また、予備知識として知っておいて頂きたいのが塗り重ねについてです。
2回塗りをすると一口に言っても
きちんと「インターバル」を守っていなければ、
2回塗りしたことにはなりません。
インターバルとは、塗り重ね乾燥時間のことで、塗料によって時間が決まっています。
指触乾燥といって、触った感触で乾いているからといって
塗膜が出来ているわけではありません。
塗り重ねについても、いい加減に工事する業者も多いので、要注意です。
さて、トライやるウィークもいよいよ終わりに近づいてきました。
今日の塗装作業に使う塗料を調合しています。

4日目最終日は、正門・通用門の上塗り。
石黒先生の指導のもと、作業開始です。

錆び止めを塗って真っ白だった門が、だんだん青くなって行きます!楽しみですね~。
高い所は石黒先生の出番です!(^_-)-☆

見事!正門と通用門の塗替えが終わりました!\(^o^)/
みんな頑張った~~!!ばんざ~いっ!!!

作業前と作業後の写真を比較すると綺麗になったことが一目瞭然♪
締めくくりは、石黒先生・山本先生から生徒のみんなへの励ましと感謝の気持ちを伝えました。
最後に、参加してくれた美術部所属の生徒さんたちからの作品を紹介します!

素敵な絵をありがとうございました!
今回の活動の陰では、塗料メーカーのエスケー化研からの材料の提供、高山商店と大塚刷毛から養生材や刷毛の資材提供等を頂き無事に5日間のトライやる・ウィークを終了することが出来ました。この場を借りて御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
そして活動の場を提供して頂いた、井吹台西小学校の校長先生、教頭先生お世話になりました。生徒さん達の生涯の思い出になったと思います。
この度の関係者の皆様、本当にありがとうございました。
今後ともこの様な活動を続けて地域の方々へ恩返し及び社会貢献をしていきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
井吹西小学校でのトライやるウィーク、2日目・3日目が無事に終了しました。
2日目の仕事は
①養生と鉄部さび止め
②塀まわりの下地処理
3日目の仕事は
①塀まわり シーラー塗り
②塀まわり 中塗り
養生は、仕上げ部分以外に余分な塗料が付着しないように、シートを敷いたり、テープを貼って防ぐこと。手間がかかりますが、これもきちんと丁寧に作業が必要です。
鉄部サビ止めも隠れて見えなくなる部分ですが、しっかり塗っておくと何年たっても美しい状態を保てます。
白くなっている部分がサビ止めを塗った箇所です。青い塗料が綺麗に発色するように、白いサビ止めを使います。
高い所は山本先生が塗ってくれました。何か、かっこいいですね(^_-)
少しずつ作業が進んできました。正門のサビ止めまで完了したところです。
生徒さんたちが熱心に作業したので予定より早く作業が進み、2日目には塀のシーラー塗りが始まりました。
シーラー塗りとは・・・
「塗装を行う面の塗料の吸い込みを抑え、吸い込みを均一化して塗装むらを防止する」という役割と
「接着剤のような働きをし、塗装を行う面と、塗り重ねる仕上げ塗料(中塗り塗料・上塗り塗料)との密着性を高める」という2つの役割があります。
どの作業もしっかり丁寧にしないと仕上りに影響が出ますので、みんなで丁寧に作業しました!
3日目に入ると、塀の中塗り・上塗りの工程まで進んできました。
随分きれいになってきました!
残すところあと2日。もう少しで完成です!
昨年より取り組んでいるトライやるウィーク、2014年は西神南の井吹台中学校の生徒さんたちを受け入れ仕事させて頂きました。
2014年は10月31日(金)~11月7日(金)の5日間。
生徒の皆さんにしてもらう仕事は、母校の井吹台西小学校の正門・通用門の塗替えです。
10月31日(金) 曇り空の中、トライやるウィーク初日が始まりました!
やまおか君から塗装職人の石黒・山本が先生となって 指導に当たります。
まずは一緒に記念撮影!

サービス窓口担当しています山岡千春が、緊張している生徒さん達の気持ちをほぐして行きます!

トライやるウィーク初日のミッションは、
①鉄部のケレン
②塀まわりの高圧洗浄
ちなみにケレンとは塗装工事において、さび落としや脆弱な旧塗膜の除去などを行うことを言います。この作業をするかしないかで、仕上がりの美しさや塗膜の寿命に大きな影響を及ぼします。地道な作業ですが、これをキチンとしなくては塗装が綺麗に仕上がりません。
高圧洗浄は塗装工事の経験ある方なら分かって頂けると思いますが、
ものすごい勢いで水が出て、壁や塀の汚れを綺麗に流していく作業です。
石黒・山本先生からの指導の下、塀まわりを綺麗にしていきます。
辺りは雨が降ったように塗れましたが、フードをかぶってみんな頑張りました!

塗装仕事といえば、ペンキを塗ることを想像しますが、こういった最初の工程にきちんを時間をかけてすることが大切なんだよということを、中学生たちに教えて初日は終了しました。
来週からは下塗りを経てペンキ塗りに入ります!
中学生の皆さん、お疲れ様でした!