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塗り替え工事の基礎知識

コーキング(シーリング)とは?

Q コーキングとは?
A 塗装工事におけるコーキング(シーリングと呼ぶこともあります)とは、住宅の気密性や防水性を保つために隙間を専用の材料で充填することを言います。その専用の材料はのことを「コーキング材(剤)」等と呼び、これらは種類が多数あり、用途も多岐にわたります。

コーキングの充填材料は、主に
・シリコン系樹脂
・変成シリコン系樹脂
・ウレタン系樹脂 などがあります。(他にも多数あり。ここでは代表的なもののみを紹介しています)
シリコン系・変性シリコン系などは、ホームセンターなどでも入手可能で沢山の種類があります。

種類
特徴
外壁・屋根に使えるか
シリコン系 対候性に優れるが、塗料が付かないため塗装工事には使用することはない。ガラス類によく接着する特性あり。
×
変成シリコン系 対候性もある程度あり、塗料を塗布出来るので、塗装工事に使用することが出来る。金属や木類、石材、コンクリートなどの材料によく接着する特性あり。
ノンブリードウレタン系 耐久性が高い。紫外線に弱く変色・粘つきが生じてしまうため、必ず塗料などで表面を覆う必要がある。塗装後の汚染が少ないので塗り替え工事に使われる。
コーキングの工事の手順
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1)旧コーキングの撤去。

カッターなどで切り取ります。

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2)コーキング材が余計なところに付かないように、養生テープで養生し、ホコリを除去したあと、プライマー(下塗り剤)を塗布する。

コーキング作業

3)コーキング剤を充填し、表面を整えて乾燥させて終了。

   

 

高圧洗浄について

Q 高圧洗浄について
A 塗装工事の最初に取り掛かる工程の高圧洗浄。
外壁や屋根に付着した、ホコリ・チョーキングの粉・コケなどの汚れをきれいに洗い流す工程です。専用の洗浄機で水を噴射して汚れを落とします。

高圧洗浄のビフォーアフターの動画を見て頂くときれいになっている様子がわかっていただけると思います。


外壁や屋根の汚れをキレイに落としてからでないと、塗料の密着が悪くなります。そうなると、どんなに良い塗料を使っても早ければ1年、2年で剥がれてきてしまうこともあるのです。しっかり高圧洗浄の工程を経て、塗りの工程に入らなければなりません。

 

ケレンとは?

Q ケレンとは?
A 建築塗装用語で、鉄部のさびを落とすこと・剥がれかかった旧塗膜を除去すること・鉄部で錆びなどがなくても塗料の密着をよくするために塗装面に傷を付けることもケレンと言います。

鉄部塗装では特にケレン作業は重要で、ケレンを十分しなかった場合、塗膜がすぐ剥がれたり錆びが発生しやすくなったりすることがあります。

 

クラックとは?

Q クラックとは?
A クラックとは、建築物などの外壁に発生する「ひび割れ・亀裂」のことを言います。
クラックが発生する住宅はモルタル壁のもの・コンクリート建てのもの・建物の基礎部分などです。

補修が必要のないクラックもありますが、補修をしないといけないクラックもあります。
補修の必要ないとされるクラックは、ひび割れの幅が0.3mm以下のものです。これを一般的にヘアークラックと呼びます。分かりやすい計測方法として、シャープペンシルの芯が入るか入らないか、という方法があります。
それ以上の幅のひび割れになると、補修の必要が発生する可能性がありますので、一度専門家に点検してもらう方が良いでしょう。
 

 

シーラーって何ですか?

Q シーラーって何ですか?
A シーラーとは、下塗り塗料のことです。
外壁材・屋根材の塗装をする際、一番最初に塗る材料のことを「シーラー」と言います。

例えば、3回塗りする塗装工事の場合は、1回目がシーラー・2回目が「ペンキの中塗り」・3回目が「ペンキの上塗り」となります。
シーラーを最初に塗ることによって、塗装面との密着性を高める役割があります。
また、傷んでいる塗装面はペンキを吸い込む性質があるので、シーラーを塗って吸い込ませることで、ペンキの吸い込みを止める働きも同時に果たします。

同じ下塗り塗料で、「フィーラー」と呼ばれるものもあります。
フィーラーは、モルタル壁のヘアクラックなどの凹凸などにも入り込んで壁を均す下塗り材です。

主にサイディング壁を塗装する場合はシーラーを使い、モルタル壁を塗装する場合はフィーラーを使うということが多いです。
(外壁・屋根材の種類によっては、例外もあります)

 

下地調整(下地補修・素地調整)とは?

Q 下地調整(下地補修・素地調整)とは?
A 塗装工事の見積書の内訳に明記される下地調整、下地補修。
上塗りをしてしまうと、お客様には見えない部分になってしまうため、手抜きが行われやすい工程です。地味な作業ですが、やまおか君ではしっかり丁寧にこの作業も行っています。

下地調整はどんなことをするかというと
・高圧洗浄・・・外壁屋根などの汚れ・藻・カビなどを洗い流す
・深いひび割れ修繕・・・樹脂などを注入し補修
・壁の剥離・浮き修繕・・・樹脂などを充填し補修
・さび・旧塗膜・・・さびや旧塗膜を除去(ケレン工程)

こういった地道な作業をきっちり行うことで、元々塗料の持つ耐久年数を発揮出来、塗装後の見た目・仕上がりを美しく出来ます。

 

養生とは?

塗装工事の工程で必ず行う「養生」。



塗装工事などにおいて仕上げ部分以外に余分な塗料が付着しないように、シートを敷いたり、テープを貼って防ぐこと。
マスキング(英語:masking)とほぼ同じ意味で用いられるが、厳密には区別されることもある。
また、そのときに使われる養生資材(マスカー)、または養生テープ(マスキングテープ)などがある。

(Wikipedia より転載)


養生テープ(マスキングテープ)

養生テープ

養生資材(マスカーテープ)

マスカーテープ

マスカーテープについているビニールの長さは使う場所に応じて、さまざまあります。
長さの種類は300mm、550mm、1100mmなど。
 

このテープの下のビニールが広がります。

マスカーテープ

テープを引っ張ると折り畳まれたビニールが引き出される

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ビニールを広げ窓などを覆って養生する

ダクト 養生

エアコンのダクトも養生

ダクト 養生

ダクトの養生

窓 養生

窓も養生

やまおか君の職人が養生している動画も作成しました!

 

さて、一言に“養生する”といっても以外と奥の深いものです。

塗装面や工作物を傷めてしまうため粘着力の強い粘着テープ(ガムテープやセロハンテープ)を養生に用いることは禁物である。塗装面以外の面を保護するためにも養生は塗装前に確実に施しておく必要があり、施した養生は原則として塗装が乾ききる前に取り外す必要がある(塗料が乾いた後だと、養生を取り外した際に塗料が一緒にはがれ落ちてしまうことがある)。-Wikipedia より

粘着力が強すぎてもダメ・弱すぎてもダメ、ということ。テープはしっかり着くけれども、はがすときも綺麗に剥がれなければなりません。

そして、塗装工事を美しく仕上げるには、きっちりした養生が出来ることがとても大切です。
養生で、塗装工事の仕上がりに違いが出るといっても過言ではありません。
塗装する部分と塗装しない部分を分ける養生が、まっすぐでなかったり、ずれていたりすると、綺麗に仕上がりません。

なんてことのない工程に思える養生も、とても大切な工程なんですね(^_-)-☆

ちなみに窓などは養生してしまうと数日間は開閉が出来なくなってしまいます。
しばらくご不便をおかけしてしまいますが、ご理解よろしくお願いしますm(__)m
 

養生、番外編。

養生 コーキング

コーキング打ち替え時の養生

リビングサッシ 養生

リビングサッシを開けられるよう養生

 

足場とは?

足場は塗装工事の大黒柱

やまおか君で扱う足場は「クサビ足場」といって、足を乗せる板が幅広く、ハンマーでガッチリ固定して組みます。足場に乗ったときも揺れが少なく塗装工事をするには最も作業しやすいといえる足場です。

その他、丸太足場や単管ブラケット足場などもありますが、安全面を考慮すると、適切な足場とは言い難いです。

塗装工事 足場

クサビ足場の難点は、組み立てをする際、ハンマーで叩いて固定するので、大きな音がどうしてもしてしまいます。なので、やまおか君ではご近所に配慮を十分させて頂いた上で、足場の組み立て作業に入ります。

塗り替え工事中は、洗浄作業、養生作業、それから3回ないし4回塗料を塗り重ねていく作業と、家の周りを何度も行ったり来たりします。ぐらついたり揺れたりする足場、高さが不十分で届かない足場では、ひとつひとつの工程での丁寧な作業が出来なくなります。

しっかりした頑丈な足場というのは質の良い塗装工事をする最低必要条件と言えるのです。

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こんな風に塗料を持って屋根まで上がっていくには、足場がぐらぐらでは話になりませんね。

足場

やまおか君の足場の階段は、ふつうの家の階段のようにしっかりしています。当社女性社員が足場に乗った際も、歩きやすかった!と申していました。

ちなみにやまおか君の足場用シートはブルーで統一。これもこだわりです。

足場シート

常にピシッと張られたブルーのシートにやまおか君の看板です。細部にまでこだわっているやまおか君です!

外壁塗装の必要性

外壁塗装の必要性について、ご存じでしょうか?
 
家というのは、私達の生活を守ってくれています。
その家を守るのが外壁であり屋根で、外壁材・屋根材を雨や紫外線から守る役割をするのが、1ミリに満たない薄い塗膜なのです。
 
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塗装をする目的には、大きく分けて3つあります。
一つ目は、保護。これが一番大きな役割です。後程詳しく。
二つ目は、美装。美装とは、家の外観を美しくすることです。
三つ目は、機能。機能とは、遮熱や防カビ、防汚、などの機能を持った塗料のことです。
 
先ほども説明した、薄い塗膜が家を守ってくれているというお話。
これが、保護です。
この「保護」がとても大切な役割をしています。
 
家というのは、常に風雨・紫外線にさらされ、過酷な状態にいつもあると言えます。
この過酷な状態から守っているのが、塗装による塗膜なのです。
 
 
余談になりますが、
今話題の東京スカイツリーの鉄骨も塗装で守られています。
スカイツリー 塗装
 
塗装にするか亜鉛メッキにするか、いろいろ試行錯誤したそうですが、スカイツリーの寿命を100年と考えその期間のメンテナンス回数や費用の問題で、結局、厚膜形のフッ素樹脂塗装と言う特殊な塗料で塗装する方法になりました。ちなみに25年周期で3回塗替えする予定だそうです。
 
そして、その塗膜自体に寿命があり、劣化してしまうと、ひび割れや剥がれなどを起し
住宅を守る役目が出来なくなってしまうということです。
ちなみに、寿命は塗料にも寄るのですが、大体10~15年と言われていますので、
その周期で新たに外壁や屋根を塗装する方が良いとされています。
 
日本の住宅の平均寿命は約30年ほどなのですが、先進諸外国は100年という国も実際にあります。
住宅事情や気候が違うとはいえ、この差は大変大きいと言えます。
定期的に塗り替えすることによって、住宅の寿命を延ばすことが出来るのです。
 
建物を保護し、寿命を延ばす。これが、外壁塗装の必要性であり、最も大切な役割というわけです。

家の劣化~屋根編~

「家」というものを「屋根」と「外壁」に分けて、構造と劣化について見ていきましょう。
 
今回は屋根について。屋根の構造はこのようになっています。
住まいのやまおか 屋根の構造
 
屋根は、上から順に
・瓦
・桟木
・防水シート(ルーフィング)
・野地板
という構造になっています。
 
●瓦には大きく分けて2種類あります。
1.和瓦
2.洋瓦
   1.和瓦  ・焼き物(お茶碗と同じイメージのもの)である。
        ・茶碗のように、釉薬を塗って焼いているので水を吸い込まない
        ・30~40年経っても劣化しにくい。
という特徴があり、「塗装」という側面から見ると、丈夫で長持ちする素材で定期的な塗装などは必要ありません。(ただし、割れたり欠けたりなどで、瓦の交換や葺き替えは必要になってきます)
 
   2.洋瓦  ・セメントから出来ている。
        ・セメントは水を吸い込みやすいため、表面に塗装を施してある。
        ・塗装が傷んでくるので、定期的なメンテナンスが必要である。
もし、洋瓦の塗装を放置すると、どうなるか。表面の塗装が剥げてしまった屋根は、雨が降ると水を吸い込みます。その吸い込んだ水が、冬などは凍ってしまい体積が増えた水は、屋根瓦を破壊してしまうのです。
 
しかし、例え瓦が割れたりしても、直接雨漏りにつながるかというと、そうではありません。
何故なら、雨水から屋根を守っているのは、瓦ではなく「防水シート(ルーフィング)」だからです。
 
そうしたら、屋根の塗装をしっかりして、ルーフィングも破れていなければ、風雨を防げるのか、というとそうでもない。
というのも、瓦と瓦の間には、実は隙間があるのですが、この隙間を塗料で埋めてしまうケースというのがよくあって、これがまた屋根を傷ませる要因になってしまうのです。
 
瓦一枚一枚は、しっかり塗装で保護しないといけませんが、
瓦と瓦の隙間は、水はけが出来るように隙間が空いてないといけません。
 
そして、怖いことに、瓦と瓦の隙間が空いていないといけないということを、知らない塗装職人も結構います。実際、当社のお客様でも他所で施工した塗装工事で、この失敗事例を経験された方がいらっしゃいます。
 
あとの用語も簡単に説明します。
● 桟木・・・瓦を留めるために、屋根の上に横に張りわたした角材。瓦桟木。
 
●ルーフィング・・・板紙にアスファルトをしみこませた建築用の防水材料。主にビルの屋上や家屋の屋根、壁に敷いて、雨水が屋内に進入するのを防ぐために用いるためのもの。
 
●野地板・・・屋根を葺(ふ)く下地とするために桟木の上に張る板。
 
屋根一つとっても、知識がないと、失敗することもあります。
当社のコラムが皆様の外壁塗装の一助になれば幸いです。
 

家の劣化~外壁編~

「家」というものを「屋根」と「外壁」に分けて、構造と劣化について見ていきましょう。
 
今回は「外壁」について。
外壁は数種類ありますが、木造住宅で一般的なものは以下の2種類です。
1.モルタル壁  
2.サイディング壁
 
モルタル壁とサイディング壁の構造はこんな感じです。
 
住まいのやまおか 外壁構造
 
左側が「モルタル壁」、右側が「サイディング壁」です。
 
 
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●モルタル壁
左官職人が現地でモルタルを塗りつけて作り上げる壁のこと。
 
写真はモルタル壁を塗りつけているところです。

 

住まいのやまおか サイディング
●サイディング壁
  ・工場で作られた板(サイディングボード)を張り合わせて作る壁。板と板の間の目地には、コーキング材(またはシーリング)と呼ばれる建築資材を充填し、張り合わせて作る。
 
写真はサイディングボードの隙間にをコーキング材を充てんしているところです。

 

<劣化の特徴>
1.モルタル壁
・ひびが出来て劣化する。
   ⇒形状で劣化具合が異なる
    ・縦のひび…横幅が短ければ、雨水が入る範囲が狭いので、比較的水の侵入が少ない
    ・横のひび…横幅が長いので、雨水が入る範囲が大きくなるため、水の侵入が多いと考えられる
   ⇒ひびの割れ幅で劣化具合が異なる
    ・ヘアクラック…幅0.5㎜未満のひび。目安はシャーペンの芯が入らないこと。この程度であれば雨水の侵入は比較的少ない。
    ・クラック…幅0.5㎜以上。目安はシャーペンの芯がすっと入ってしまう。このくらいになると、雨水が確実に侵入している。
 
2・サイディング壁
・板と板の間のコーキング材の劣化が起こる。
   ⇒コーキング材には、可塑剤が含まれており、その可塑剤は紫外線に弱い。(イメージは輪ゴムがプツンと切れてしまう感じです)コーキングが劣化すると、そこから雨水などが侵入します。
 
・チョーキング現象が起こる。
   ⇒チョーキングとは、壁に触れたときに白い粉状のものが手につく状態のこと。塗装表面が紫外線などにより劣化して、塗料の顔料がチョークのような粉になってあらわれる現象。
    チョーキング現象が起きていると壁の塗装の防水性が失われ、壁に雨水などが染み込みやすくなっています。
 
このような、ひび・コーキング劣化・チョーキング現象などが外壁に見られると、雨水などの水の侵入の可能性が大いに考えられます。
   ⇒水が侵入すると、家はどうなるのか?
     ・壁や柱などの木が腐る。
     ・鉄骨を使っている場合は、金属がさびる。
     ・カビ・ダニなどのハウスダストが発生する。
     といったことが起きてきます。
 
特に最近の内壁に使われるクロスは、「カビが生えにくい」「抗菌」「防汚」「剥がれにくい」など
機能が向上して、壁の状態が悪化していることに気が付きにくいのです。
 
「柱が腐る」などの状態にならないために、外壁から水を侵入させないようメンテナンスすることがとても大切なのです。
まずはお気軽にお問い合わせください !!
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